グローバル・ビズ・サポート株式会社

ハイパー・インフレ


今週あった「マクロ経済学」の研修で、“ハイパー・インフレ”について多くの参加者から関心が集まりました。

ちなみにインフレには3様態あります。年率数パーセントの穏やかな“クリーピング・インフレ”、年率10パーセントを超えるハイピッチな“ギャロッピング・インフレ”、年率数10パーセントを超える激しい“ハイパー・インフレ”です。

お札を大量に刷ると“クリーピング・インフレ”が忍び寄り、預金が信用不安となり通貨安・株高傾向になります。その後“キャロッピング・インフレ”からあっと言う間に“ハイパー・インフレ”に陥る危険性があります。1923年のドイツではパンの値段が半年で500マルクから4,000億マルクへと、何と物価が8億倍に上昇しました。

日銀が発行している福沢諭吉の1万円札は原価が20円と言われています。この日本銀行券を我々は1万円の価値として信用し取引している訳ですが、もし“ハイパー・インフレ”になるといったい幾らの価値になるのでしょう。

日本は現在“クリーピング・インフレ”と“ギャロッピング・インフレ”の間にあるとの認識を示す学者もいます。このまま“ハイパー・インフレ”になって、食パンの値段が500円から4,000億円にならない事を願っています。