グローバル・ビズ・サポート株式会社

日本の若者


今日は「日本の若者」についてのお話です。ゴルフでは22歳の松山英樹さんが米国
ツアーで初優勝、バレエで30歳の木田真理子さんがブノワ賞を日本人で初めて受賞、
リトルなでしこのワールドカップ初優勝などなど、日本の若者が世界で活躍する
ニュースを多く目にします。

そんな頼もしい日本の若者ですが、6月3日に閣議決定した「子ども・若者白書」で
日本の若者は”自分に自信も希望もない”という姿が明らかになりました。
調査は昨年11月~12月に世界の7ヵ国(日本、米国、英国、ドイツ、フランス、
スウェーデン、韓国)の13~29歳の男女を対象に実施されました。各国千人程度に
自分や家族、社会に対する意識を調査したところ、「自分自身に満足している」が
日本が50%以下に対し他の6カ国は70%以上でした。「将来に明るい希望がある」や
「40歳になったとき、幸せになっている」は日本が60%台と最低、他の諸外国は
すべて80%以上でした。

その一方で「自国の役に立ちたい」と答えた若者の割合は日本がトップでした。
また、「他人に迷惑をかけなければ、何をしようと個人の自由だ」では諸外国の
若者の半分程度、とても社会規範の意識を持っていると言えます。
内閣府は「若者の自己肯定感を育むため、家庭・学校・地域が一体となって子供や
若者を見守り支える環境づくりを進めるべきだ。役に立ちたい若者には、具体的な
社会参加に関する教育も必要」と分析しています。

「自己肯定感の高さ」と「家族関係、学校生活、職場生活の充実度・満足度」に
関連があるとの指摘がありました。日本は職場での満足度が7ヶ国の中で最も低い
という結果が出ていました。
「職場に満足している」あるいは「どちらかといえば満足している」と回答した
割合が日本は46.1%でした。ドイツ79.3%、アメリカ72.2%、イギリス71.9%に
比べてかなり低いと言わざるをえません。
職場で上司が部下の仕事に関心を持って観察し、フィードバックする回数を増やす
ことによって、部下が自分自身の価値を認識する機会を増やす必要がありそうです。
日本の上司の部下育成力に課題があることがこの調査からもうかがえます。

平成26年子ども・若者白書:内閣府
http://www8.cao.go.jp/youth/suisin/hakusho.html