グローバル・ビズ・サポート株式会社

朝型シフト


今日は「朝型シフト」についてのお話です。
伊藤忠商事が昨年10月から取り入れた制度についての話題を最近良く耳にします。
伊藤忠では午後8時以降の残業を禁止し午後10時には社屋を完全消灯しています。
通常午後10時から午前5時の深夜勤務には割増賃金が支払われますが、その代わり、
午前5時から9時までを朝残業として時間外手当を支払います。また朝8時までに
始業した社員にヨーグルトが無料で配られます。朝型勤務への移行により残業代が
5%減ったそうです。

海外ではパンとコーヒー片手にブレックファースト・ミーティングが一般的ですが、
最近は日本でも若手ビジネス・パーソンを中心に朝型が広がっているようです。
出社前に異業種交流会に参加して自己啓発する、いわゆる”朝活”イベントも多く
開催されています。その反動からなのか、居酒屋の景気が良くありません。居酒屋
チェーンのワタミをはじめ、「甘太郎」を運営するコロワイド、「はなの舞」を運営
するチムニーも既存店売上はいずれも前年度比でマイナスです。お酒を飲まない
若者の増加に加え、仕事帰りに赤ちょうちんに行かなくなったのでしょうか。

そんな中、内閣府がワーク・ライフ・バランスに関する意識調査を発表しています。
残業を多くする社員は、自分が上司から”頑張っている”や”責任感がある”など
ポジティブに思われていると考えている割合がそれぞれ52.5%、38.8%と高いです。
ところが企業側は”残業や休日出勤は人事評価では考慮していない”が74%でした。
やはり残業量ではなく能力や成果で評価するわけですね。

夜早く帰って健康増進のために運動をしたり、家族と過ごす時間を増やす。そして
たまに同僚と会社帰りに赤ちょうちんで軽く飲んで、早めに家路に着く。皆さんも
生活リズムの改善が期待できる朝型にシフトしてみては如何でしょうか?

ワーク・ライフ・バランス関連資料:内閣府
(http://wwwa.cao.go.jp/wlb/research.html)