グローバル・ビズ・サポート株式会社

若者の地元回帰


今日は若者の地元回帰についてのお話です。リクルートの7月末調査によると、
今春大学へ進学した男女約3,000人へのアンケートの結果、「地元に残りたい」が
49%と4年前に比べて10%増加し、「地元を離れたい」の18%を大きく上回りました。
9月に解禁された来春卒業予定の高校生は8割以上が地元で就職を希望しており、
「若者は東京や大阪など大都会を目指し、地元企業が人材確保に苦労する」のは
ひと昔前の事のようです。
ちなみに内閣府調査でも「地元が好き」と答えた日本人は91.3%(米国:79.9%、
韓国:75.6%)だそうです。

原因はいくつかあるようですが、経済的には親世代の収入が減少して、自宅から
通ういわゆるパラサイト・シングルの増加でしょうか。
またショッピング・モールやファミレスなどが全国的に展開され、ブランド物も
ネット通販で買え、最新情報はネットで得られるため、給料水準が多少低くても
地元でほどほどに楽しめるからでしょうか。
もしかするとTwitterやFacebookなどのSNSで地元仲間と四六時中つながって
おり、なかなか外の世界へ飛び出せないのかも知れません。

バブル崩壊後の日本は物質的な満足より精神的な満足がより重要視されるように
変化しており、ワークライフ・バランスや社会貢献など会社選びのポイントが
変わってきています。
若者のこれらの変化を理解し、環境の変化に対応してやる気を引き出すための
リーダーシップやマネジメント力が今後更に求められそうです。